2007年 07月 07日
七夕の青龍窟と広谷湿原へ
今年の梅雨は雨が少なかったが、7月に入ると途端に雨が多くなった。
今日は七夕であるが、七夕は思い出す限りあまり晴れだった記憶がない。今日も早朝は雨が降っていたが、朝になるとやんでいた。
ここへきて雨が多いので、青龍窟の滴下水を期待して等覚寺から上がる。青龍窟へ続く林道はこの雨でかなり荒れてはいるが軽トラ四駆であれば全く問題はない。
【青龍窟にて】
青龍窟の東洞口の前に来ると、洞口からは白いガスが流れ出ているかのようであった。
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洞口に近づくと、冷気が漂いこの時期は実に気持ちいい。まるで冷蔵庫の中に入っていく気分だ。洞口へ降りてみると、洞口の中にも白いガスが流れ込んでいた。東洞口には等覚寺の奥の院が奉られており、漂う白いガスで幽玄の雰囲気であった。いつものように、お参りをする。
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洞口の左手には滴下水が大きな音を立てて流れ落ちていた。この梅雨時期の雨の後でないと、なかなかお目にかかれない。高い天井から降り落ちる滴下水が、体に降りかかってくる。しばらく、この滴下水と洞口に流れ込む白いガスの雰囲気に浸る。
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【鬼の唐手岩】
青龍窟を後にし、田代峠へ登っていく。草原の中の赤土道を上がっていくと、目の前に龍のタテガミのような岩が現れてくる。「鬼の唐手岩」である。曇り空の中にドッシリと構えて睨みをきかせている。
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【広谷湿原にて】
鬼の唐手岩を横に見ながら、広谷湿原へ下っていく。早朝の雨が激しかったのか、広谷へ向かう道は川のように水が流れていた。先週まではノハナショウブがまだ見ごろであったが、既に終わっている。賑やかだった湿原が、梅雨に煙るガスの中でちょっと静かな瞬間である。梅雨が開けると夏の花でまた賑やかになる。
雨上がりの朝のため、いつもながら他に人は誰もいない。静かな湿原を独り占めであるが、時間がないので名残惜しく静かな湿原を後にする。
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再び田代峠を越え、青龍窟へ戻る。年に一度の七夕の風が通り過ぎていった。
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by hiraodai_love | 2007-07-07 23:15 | 7月の平尾台


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